[音] | カ |
ガ | |
キャ |
[訓] | とぎ |
《意味》
【伽陀】かだ
仏や仏の教えをほめたたえる韻文体の経文。
【伽藍】がらん
寺院の建物全体のこと。
【伽羅】きゃら
【伽羅蕗】きゃらぶき
フキの葉柄をかわかし、皮をむいて醬油で煎ったり、煮たりして作る、伽羅色(黒に近い茶色)の食べもの。
【伽】とぎ
【閼伽】あか
神仏に供えるもの。一般には、仏に供える水。また、その水を入れる器。
「閼伽桶」
【迦陵頻伽】かりょうびんが
極楽に住むという想像上の鳥。美女の顔を持ち、美しい声で鳴くという。
また、転じて美しい芸妓。また、美声の芸妓。
[図]
【七堂伽藍】しちどうがらん
寺院として備えるべき七つの建物。また、それの備わった寺院。
ふつう、塔・金堂・講堂・鐘楼・経蔵・僧房・食堂の七堂を指すが、宗派によって異なる。
【僧伽】そうか・そうぎゃ
多くの僧。また、衆と訳す。本来は三人以上の僧のあつまりをいい、教団の意味。のちに僧個人のこと。
【堂塔伽藍】どうとうがらん
寺院の建物の総称のこと。
堂と塔と伽藍。
【瑜伽】ゆが
ヨーガ。呼吸法・座法・瞑想法などの訓練によって、普通の人間以上の高度な心身を実現しようとする修行法。インドで多くの宗派に共有された方法で、仏教では唯識派・法相宗で特に重視され、密教への影響も大きい。
【夜伽】よとぎ